ステップファミリーの支援とSDGs

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こんにちは。渡邊菜美子です。

みなさんは、SDGs(エスディージーズ)という言葉を
ご存じでしょうか。
最近ニュースなどでよく見かけるという方も
いらっしゃると思います。

最近ますます注目されるようになってきた言葉ですね。

今回は、このSDGsとステップファミリーについて
お話したいと思います。

遠い国のこと・・・ではなく
自分たちの生活にも関係する言葉ですので
ぜひこの機会に読んでみてください。

「ステップファミリーに関連するところだけを
読みたいよ~~!!」
という方は、後半からお読みくださいね。

SDGsとは

SDGsとは、2015年に開催された国連サミットで採択された
「2030年までに目指すべき17の目標」のことです。

Sustainable Development Goals の略で、
「持続可能な開発目標」という意味です。

「貧しい人々が取り残され、
地球環境は悪化している世界。
このままでは立ち行かなくなる」
という強い危機感のもとにつくられました。

SDGsは

  • ずっと続けていくことができること
  • 将来の世代のための環境や資源を壊さずにできること
  • 今の生活をより良い状態にするためにできること

が、17の目標と、169の具体的な対策等にまとめられています。

SDGsの17の目標

全部を説明するとかなりの長文になってしまうので
Rosyの支援に関わるところに説明を入れています。

  1. 貧困をなくそう 
    全世界で7億8300万人の人々が
    1日約200円未満で暮らしています。
    日本でもひとり親家庭などの事情で
    7人に1人の子どもが貧困状態だと言われています。
  2. 飢餓をゼロに
    栄養不良で5歳まで生きられない子どもが年間310万人もいます。
  3. すべての人に健康と福祉を
    病気の予防や適切な治療やワクチンなどの医療だけでなく、
    事故によるケガや死亡を減らすことや
    環境汚染を減らすことも含まれています。
  4. 質の高い教育をみんなに
    小学校に通うはずの年齢になっても
    学ぶことのできない子どもが5700万人もいます。
  5. ジェンダー平等を実現しよう
    女性であることで差別されないように、
    すべての女性に力を与えることを目標としています。
    政治などの場での平等、家事労働の評価や、
    妊娠出産に関する女性の権利も含まれています。
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
    貧しい人たちの収入格差をなくすことや、
    差別が起きるような法律や慣習を
    なくすことも含まれています。
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう
    1~16までの目標を達成するために
    どんな行動や方法があるのかを
    自分ごとにして考えることが大事です。

SDGsを「自分ごと」にする

SDGsというと、大きなプロジェクトのように感じて
なかなか自分ごとにするのが難しいという方も
多いのではないでしょうか。

この取り組みは、遠い国の貧困や飢餓や紛争のことだけを
指しているのではありません。

自分たちの暮らす国や地域や、コミュニティの中で
一人一人が少しずつ、無理なくできることを
取り入れることから始めていくことが鍵になります。

  • 使わない電気を消して、節約する
  • 栄養バランスを考えて食事をとる
  • 使わないものを寄付したり、リユースする
  • 地元の物を買うことで、地域経済の活性化につながる
  • 家事を平等に分担する
  • 二酸化炭素の排出を削減するために、移動手段を見直す
  • エアコンの温度設定を見直す
  • いじめや差別をしない・させないための教育

などなど、私たち個人が家の中からできることは、
まだまだたくさんあります。

地球にとって優しい未来にしていくために
個人レベルで意識を変えて、
身近なSDGsを取り入れていきたいですよね。

一人では大きな変化にはならないかもしれませんが
全世界の80億人の人が行動に移せば
小さな変化×80億なら大きな変化になるはずですし
世界を変えることだってできるはずです。

私たち大人世代が生きている間には
直接見える変化はもしかしたら無いかもしれないけれど
私たちの子どもたちや、そのまた子どもたちが
健康に生きていける世界を残してあげるために
今できることをやっていきたいなと思います。

ステップファミリーとSDGsを考える

日本でもSDGsへの関心が高まり、
政府や自治体だけでなく企業や団体でも
沢山の取り組みや活動がスタートしています。

SDGsの日本のアクションプランは
↓から読むことができます
日本政府の取り組みについて 外務省HP

日本政府では、子どもの貧困への対策として
ひとり親家庭や里親への負担軽減等の取り組み
児童虐待への対策にも力を入れています

子どもの貧困への対策状況 内閣府HP

ですが、この支援の中には
【子連れ婚】へのサポートは組み込まれていません。

今回私がお話したいことは、実はここからが本題です。

ひとり親への支援はあるが、子連れ婚をすると打ち切られる

ひとり親で子どもを育てていると
医療費の補助や児童扶養手当などの支援を
受けることができますが、
ひとり親が子連れ婚をした場合は
その支援は打ち切られます。

確かに、ひとり親が再婚すれば
家族の中にもう一人大人が増えますが
それを一般的な夫婦のように捉え
【子どもに対して使えるお金が増える】ことと
同等に扱うことに少々疑問を感じます。

再婚することと、子どもの扶養義務とは
別の問題だからです。

子連れの人と婚姻届けを提出しても、
「養子縁組」を行っていないなら
本来、子どもの扶養義務は発生しません。

再婚したからと言って
子どもを育てる費用面が楽になるとは限らないのに
「結婚したならその人から援助を受けられるでしょ?」
という前提で支援が打ち切られてしまうんです。

「勝手に恋愛して結婚するんだから
 血のつながりなんて関係なく
 子どもにお金を出すのが当然でしょ」
と言われているかのようです。

仮にもし、養子縁組を行っていたとしても
連れ子にかかる費用を
パートナーに負担してもらうことで
実親は負い目を感じてしまうこともあります。

また、継親になった女性は、
「子どもは母親が育てるもの」という
世間のイメージが強いため
継子の養育のために仕事を辞めたり、
勤務時間を減らしたりと、
収入が減少することも少なくありません。

ステップファミリー(子連れ婚家庭)の中で、
ジェンダー平等
目指すのであれば
ひとり親から子連れ婚に進んだ時にも
子どもや実親が引け目を感じることなく
暮らしていけるような支援が必要だと感じます。

【血のつながりのない子どもを育てる負担】里親との違いは何か

【血のつながらない子どもを育てる】
という点だけ見れば、
継親と里親は少し似ていますが、
受けられる公的な支援は違います。

里親とは親の病気、家出、離婚、そのほかいろいろな事情により
家庭で暮らせない子どもたちを、自分の家庭に迎え入れて
養育する人のことをいいます。

公益財団法人 全国里親会HPより

里親になるためには、
事前に数日の研修を受けて
子どもの心の発達などを学びます。
(実際に里親になれるかどうかには審査があります)

里親になると子どもの生活費や手当が支給されたり、
養育中に子どもを預ける制度や保育所の費用負担などの
支援が受けられることも継親との大きな違いといえます。

再婚家庭は今や全体の4分の1を占めているというのに、
子連れ婚にはこういった研修や情報を
受け取る機会や支援は全く整っていません。

血のつながらない子どもの養育は
【やる気や根性】だけではやっていけません。

特に継親にとって継子は、
パートナーと別の異性との間に生まれた子です。
家族として関係を築く上で、
精神的なハードルが高いことも多いのです。

せっかく夫婦になっても、
実親の視点と、継親の視点の違いから
揉めることも多くなります。


大切に想うから一緒になったはずなのに
一番わかりあいたい人と分かり合えない
そんな苦しみと隣り合わせです。

一緒に暮らす前に、子どもの発達段階に
起きやすいことや誰にでも起き得る感情を
知っておくだけで、
救われることはたくさんあります。

パートナーと何度も話し合い、
トラブルが起きた時に対応できる土台を
作っておくことも必要です。

ですが、実際は
個人の情報収集力や財力に委ねられているのが現状です

ステップファミリーには支援がない

支援の手は一切届かないまま、
いざ問題が起きると
ステップファミリー(子連れ婚家庭)の
悪い面ばかりが取り上げられてしまいます。

子どもを直接支援することは大事です。
そして、それと同じくらい、大人の支援も必要です。

たとえば、
金銭面の支援が少額でも継続すれば
実親は継親に引け目を感じずに
我が子にお金を使えることで、
精神的に対等に暮らせるかもしれません。

精神的に対等に暮らすことができれば、
もしも継親の躾が行き過ぎていると感じた時には
止める勇気を持てるかもしれません。

必要な学びや情報が事前に受けられたら
継親はこれから起きる問題に、
余裕をもって備えられるかもしれません。

実親と、継親がどのような心理状況になるのか、
それぞれが事前に知っておけば、お互いを労い、
不要な衝突を回避できるかもしれません。

大人が余裕をもって暮らせるようになることは
子どもたちの暮らしを金銭的にも精神的にも
整えていくことにつながると思うのです。

誰でも平等に必要な情報を得られて
困ったときには支援が受けられる


ステップファミリーも、どんな家庭でも、
穏やかで平等な暮らしを送れるような社会になってほしいです。

Rosy(ロージー)なりのSDGsとは何か

とはいえ、国や行政の支援がないからと言って、
ただ待っているのはもったいないので、
私には私のできることを、
小さくてもいいから
届けていきたいと考えています。

現在は、【子連れ婚を考えている実親さん】や
【子どものいる人と結婚を考えている未来の継親さん】に
少しでも情報を集めて備えてほしいという想いから

Bonus mamaの本音を話せるワークショップ
毎月2回開催しています。

【昼の部】 第4水曜 10:00~
【夜の部】 昼の部のある週の金曜 21:30~

1時間のワークショップの中で、
ステップファミリーに起きやすい悩みについて学んだり、
感想をみんなで話したりしながら
和気あいあいと行っています。
情報を生活に役立ててもらえたら嬉しいです。

既にステップファミリーとして
生活をスタートしていたとしても
学ぶのは今からだって遅くはありません。
今日が人生で一番若い日ですから。

そして、学んでいたとしても、
当初覚悟していた以上のことが起きるのが
ステップファミリー(子連れ婚家庭)です。

悩みが深くなった時、
子連れ婚の知識が無い相手に相談すると

「分かっていて結婚したんでしょう」
「子どもがかわいそう」
「親になったんでしょう」

といったアドバイスを受けることがあります。

それは確かに正論かもしれませんが
心が疲れ切ってしまったときには
正論は何の救いにも、力にもならないんですよね。

頑張りすぎて、自分を責めたり
家族へのストレスが増えている状態では、
今本当は手の中にあるはずの幸せにも
気付けなくなってしまうんです。

Rosy(ロージー)は、
大人が駆け込める相談室でありたい。

大人の心が穏やかになることで
子どもにとっても暮らしやすい家庭になります。

1回のご相談からお受けしておりますので
お気軽にお問い合わせくださいね。

ワークショップに参加された皆様からのご感想

カウンセリングを受けられた相談者様の声


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