プロフィール

Rosy(ロージー)
渡邊 菜美子

「お母さん」になろうとして、苦しんでいるあなたへ。
26歳で継母になり、孤独と葛藤の17年を歩んできました。
10年以上の支援実績と、大学で学び直した心理学の知見で、あなたの心が軽くなる道を一緒に見つけます。

はじめまして、渡邊菜美子(わたなべ なみこ)と申します。
ご覧いただきありがとうございます。

わたしがボーナスママ(継母)のサポートをはじめた経緯をお話しさせてください。

「好き」だけでは埋められない、価値観のズレと葛藤の日々

わたしは、26歳のときに初婚で継母になりました。すんなり結婚をしたわけではありません。
子どものいる方とお付き合いするということは葛藤の連続でした。

二人の仕事の時間帯も休みも合わない上に、相手には子どもとの時間や行事ごともあるので会う時間を作るのも簡単ではありませんでした。なかなか会えないのに、付き合いを続けていくためには乗り越えなければならない課題が山積みで、会うたびに喧嘩していた時期もあります。

置かれている立場・家族観・物事の優先順位
独身同士でも価値観の違いはありますが、子どもが既にいる方とのお付き合いは違いが表面化するのがとても早いのです。育ってきた環境や考え方の違いだけでなく、子どもへの向き合い方・家族とのかかわり方がかなり早い段階から目に見えるわけです。

いろんな場面で価値観の違いにぶつかり、その度に話し合い、時に喧嘩をしました。
でも、話し合ってもどうしようもないこともたくさんありました。

でも、悪い部分ばかりではありません。独身同士であれば恋愛中には見えないことが、お付き合いの段階から見えます。子どもとの接し方・仕事と家族のバランスのとり方など、本当なら結婚してみないと見えてこない部分も、お付き合いの時から分かったりします。そういった意味では、未来を想像しやすいのかもしれません。

「子どもを巻き込みたくない」……私が慎重に距離を縮めた理由

相手の子どもと実際に会ったり仲良くなるということに、わたしは慎重でした。
もしもいつか別れることになるなら子どもを巻き込むわけにはいかない。懐いた後に哀しい思いをさせたくない。そう思っていたからです。

お付き合いが進んでから「お父さんのお友達」として時々一緒に遊ぶようにして、少しずつ子どもとの関係を築きました。「おねえちゃん」と慕ってくれるようになり、一緒に過ごす時間を増やしていきました。

そして、結婚することを考えたとき「お姉ちゃんがお母さんになってほしい」子どもがそう言ってくれたことが後押しとなって、一緒になる決断をしました。

見知らぬ土地、ワンオペ育児、疎外感。逃げ場のない「継母」の現実

結婚して一緒に暮らすようになって「楽しい時間を過ごそう」と一生懸命やっていたつもりでしたが、数か月たったころから段々と気持ちがふさぎがちになりました。

夫は平日は子どもが起きる前に仕事に行き、子どもが寝てから帰ってくるような毎日。全ての育児・家事はわたしひとりでこなさなければならず、慣れないことの連続に余裕を失いました。転勤で鹿児島に来ていたわたしは、近くに友達も家族もいなかった上に結婚を機に仕事を辞めたため、慣れない土地で頼れる人が一人もいない状況でした。

平日をやっとの思いで乗り切っても休日はまた違う難しさがありました。家族と一緒にいるのに「ひとりぼっち」のような寂しさがあるのです。パートナーと子どもが楽しそうにしているとき頻繁に中に入っていけない「疎外感」を感じました。

お付き合いの時は見なくて済んだことも一緒に暮らしたらずっと見え続けます。
かつて「良さ」だと思っていたことに苦しめられる場面も多くなっていきました。
夫の優しさやおおらかさは、鈍感さや無計画さのように見えるようになり。
子どもの性格と自分の性格の合わない部分が気になり始めました。

今までの経験が何も役に立たないような虚しさ。自分にはどうしようもない無力感。こんな気持ちがずっと続くのだろうかという不安。心が壊れそうになりながらも、毎日子どもの世話をして学校行事には母親として参加し、夫の実家と関わりました。

やっとのことで人に話せても「お母さんになったんだから」「難しいことは分かっていたでしょう」「泣き言は言うな」と本当の自分の心を出せる場所は当時ありませんでした。

そして、子どもの帰ってくる足音を聞くと身構えてしまって、辛く感じるようになったとき何かがおかしいと思い始めました。

このままじゃいけない。自分の選んだ道なんだからいい母親にならなければと育児書を読み漁りました。保育士向けの雑誌も読みました。血のつながりのない子どもに関わる点では同じだと思ったからです。でも、書いてあるのは当時の自分にはハードルの高いものばかりでした。

  • 抱きしめましょう
  • スキンシップが大事です
  • 手を止めて子どもの話を聞きましょう
  • 愛してるよと伝えましょう

子どもに愛情を持てなくなって苦しんでいる継母にとって、子どもに愛情を持てて子どもからも愛されている実母向けのアドバイスは辛いばかりでした。

継子のことを「夫がかつて別の女性と愛し合った証」のように感じることも自分を追い詰める原因になりました。時間が経つほど感情がついていかなくなりました。

できない自分を責めて、毎日苛立って。立場の違う夫とは分かり合えない感情も多く、夫婦げんかも沢山して。結婚して1~2年目の頃が一番苦しい時期でもありました。

「私だけじゃなかった」……ある継母との出会いが救いになった

それから少し経った頃、一人の継母さんとの出逢いがわたしの転機になりました。

継母として奮闘している方に実生活の中で出会うのは初めてのことでした。沢山話しました。
今まで誰にも言えなかったような胸の内を話すこともできました。

「うん。うん。わかる。」と言ってもらえるだけで救われた気がしました。
お互いにいろんな話をしました。世間に理解されない悩みを抱えている継母は、私だけではないのだと改めて感じたんです。

このころから「いつか、一人で悩みを抱えている継母さんのために何かできたらいいな」と思うようになりました。

本音を話すことで見えてくる、明日への「小さな糸口」

本当の気持ちを話しても否定されないという安心感はとても大きいものです。
いつも話せるわけではなくても“分かろうとしてくれる相手がこの世の中にいる”そう思えるだけでも心の支えになりました。

もちろん立場は同じでも家庭ごとに抱える悩みは違うので、全てを共感できるわけではないかもしれない。それでも、分かろうと思ってくれる相手に話せるだけでも救われる瞬間があると思うのです。

最初はまとまらなくても、話しながら自分の気持ちを整理していくことができます。
「あぁ、本当はこういうことが根っこの方にあったのか」と自分で気づいたり、「これからどうしていこうかな・・・・」と前に進むきっかけになったりすると思います。

そして、知識があるかどうかで継母の暮らしやすさは大きく変わります。“ボーナスママ(継母)として難しく感じるのはごく自然なこと”と知っているだけでも自分を追い詰める回数は減ります。

昔のわたしのように、ひとり孤独に悩みを抱えている継母さんの話し相手になれたら。
ここに安心して話せる相手がいるよって知ってもらえたら、もっと笑顔が増える女性がいるんじゃないだろうか。

そう思いながら継母7年目を迎えた頃、二人目のセメント息子を産んだ後の育児休暇を利用し、3人の子育てをしながら夜な夜な勉強して心理カウンセラーの資格を取りました。
悩んでいる方に安心して話していただくには傾聴や心理の勉強が必要だと思ったからです。


そして、継母さん向けにブログやメルマガの配信を始め、ステップファミリー支援団体での心理カウンセラーとしても活動しながら、ステップファミリーについての研究や論文、海外書籍の翻訳本を見つけては読んできました。

実際に相談をお受けするようになって、もっと自分の心理的なサポートの幅を広げたいという思いがどんどん大きくなって、38歳で大学に入りなおし心理学をさらに学び、認定心理士を取得しました。

心理学にはいくつもの流派がありますが、どれか一つの流派に絞るのではなく、今目の前の継母さんの役に立つであろう知識をお伝えすることを大事にしています。

どんな気持ちでも、安心して話せる場でありたいと思っています。

あなたが悪いのではありません。継母の難しさを一緒に紐解く

継母は偏見の目で見られることが多いです。シンデレラや白雪姫などの童話に出てくる継母のイメージが根深く残っているのでしょう。

周りからの目が批判的なので実の子を育てるよりも気を使います。
手抜きをするとネグレクトのように捉えられることさえあります。

実の子でさえ親子の相性はあるのに、継親子がうまくいかないと「ひどい大人だ」とか「努力が足りない」と言われかねません。

家庭によっては、実の親であるパートナーさえ継母の抱える苦悩に気づかないこともあります。
「女性なのだから子どもを可愛がれるだろう」という母性神話のような風潮が継母を追い詰め、
どこにも気持ちを出すことができず一人で抱えてしまうのです。

ですが、ため込みすぎた悩みはいずれ溢れ出します。

・夫婦喧嘩
・継子との不和
・義両親との不和
・実両親へ言えない想い
・体調不良

色んな形で、影響が出てくるのです。

特に、我慢強い方・優しくて相手の気持ちを最優先にしてしまいがちな方・周りへ甘えるのが苦手な方などは、どうしても自分を後回しにしてしまいがちです。
自分の本音を言うことができず心にしまっていることを、話しに来てほしいと思います。

自分の気持ちを分かろうとしてくれる場所がある。そう思えるだけでも「明日もちょっとやってみるか」とパワーになったりもします。今までとは違う角度で自分の行動や思考のクセを見つめることで、自分一人では気づけなかった部分が見えたり、「次はちょっとやり方をかえてみるか」ときっかけをつかめたりします。自分の抱えている気持ちを外に出すということは、心にとっても大切な事なのです。

現在は継母さんだけでなく、実親さんや子連れ恋愛中のお悩みをお寄せいただくことも増えました。カウンセリングではじっくり今の気持ちをお伺いしています。「カウンセリングの中で練習したことを試してみたらうまく伝えられました」「これまで誰にも言えなかったので、お話して気持ちが楽になりました」と相談者様から言っていただけるお声が励みになっています。

2015年に継母のためのカウンセリング「Rosy」を開設して以来、絶えず学び、活動の場を広げてまいりました。これまでの主な歩みと、取得した資格についてお伝えします。

これまでの歩み・資格

2014年DHCカルチャースクール主催 カラーオーナメントセラピー入門コース 修了
2015年JADP認定メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー取得
2015年継母のためのメールカウンセリングRosy(ロージー)開設
自身の経験を活かし、子連れ恋愛・子連れ婚で悩む女性のためのカウンセリングやグループワークをスタート
2018年NPO法人 M-STEP認定カウンセラー取得
(M-STEP オンラインカウンセラーとして2021年まで活動)
2020年オンラインでのステップファミリーを学ぶワークショップをスタート
2021年認定心理士取得にむけて大学編入
2024年認定心理士取得

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