ステップファミリー(ボーナスファミリー)とは

ステップファミリーって言葉を最近聞くようになってきたけど、一体どんな家族のことを言うの?ボーナスファミリーって?

ステップファミリー(ボーナスファミリー)という言葉は、聞きなれない方も多いと思います。

今回はステップファミリー・ボーナスファミリーについてお話したいと思います。

ステップファミリー(ボーナスファミリー)とは

ステップファミリーとは、
血のつながりの無い親子・兄弟姉妹関係
が含まれる家族のことを言います。

語源はアメリカから来ていて、
英語でステップ「継ぐ」+ファミリー「家族」
を合わせています。

日本では漢字で子連れ婚家庭
表記されている方が伝わることも多いですね。

他にも、
パッチワークファミリー(つぎはぎの家族)
ブレンデッドファミリー(混ざった家族)
と呼ばれることもあります。
日本ではまだあまり浸透していない呼び名です。

最近、海外では
ボーナスファミリーという言葉で
表現されることもあるようで

ボーナスという響きからも分かるように
“思いがけない贈り物”とか
“嬉しいおまけ”みたいな
ちょっとポジティヴな意味で
使われています。

前の結婚を継ぐ⇒ステップ 
あたらしく家族になる⇒ボーナス 

同じことを指している言葉だけど

せっかくこの人生を生きるなら
もっと前向きな言葉で
自分の立場を表したいから

このブログやワークショップでは
ボーナスファミリー
ボーナスママ
と表現させていただいています。

呼び名

継親(ままおや・けいしん)
 ⇒ステップペアレント(step parent)
 ⇒ボーナスペアレント(bonus parent)

継父(ままちち・けいふ)
 ⇒ステップファーザー(step father)
 ⇒ボーナスファーザー(bonus father)

継母(ままはは・けいぼ)
 ⇒ステップマザー(step mother)
 ⇒ボーナスマザー(bonus mother)

子ども

継子(ままこ・けいし)
 ⇒ステップチャイルド(step child)
 ⇒ボーナスチャイルド(bonus child)

継息子(ままむすこ)
 ⇒ステップサン(step son) 
 ⇒ボーナスサン(bonus son)

継娘(ままむすめ)
 ⇒ステップドーター(step daughter)
 ⇒ボーナスドーター(bonus daughter)

シンデレラなどの童話で
「ままはは」が登場することもあって
日本では「継=まま」と読むことが多いようです。

Wikipediaによると

結婚した4組に1組が再婚(人口動態調査)。全国のひとり親家庭数は120万世帯を超えていて、一人親家庭は子連れ再婚家庭(ステップファミリー)予備軍である。それにも関わらず、国の再婚家庭に関する調査はなにもなく、この家族の抱える問題点に関しては関心が低く、ステップファミリーという家族形態の認知がまだまだ低いのが現状。しかしながら、ステップファミリーは初婚の家族とは成り立ちが違い、社会の理解や支援が求められている。

支援する団体もほとんどなく、当事者個人がブログなどで自分のストレスを吐き出したり、SNS等で当事者間交流をしていることもあるが、その手段を知らない人、たどり着けない人は孤立して悩みを抱えてしまう。

Wikipedia

社会からの認知度、理解や支援は
本当に少ないと思います。

子どもがいる中で恋愛をするときに
初婚同士の時のお付き合い・結婚と
同じだと思って関係を進めてしまうととても大変です。

予備知識も、学ぶ場所も
ほとんど無いのが現状で
初めはよくても、時間が経ってから
子連れ恋愛や子連れ婚のストレスに
悩んでしまう方が多いのです。

成り立ちによってストレスも悩みも違う

子連れでの恋愛・再婚は
いろんなケースがあります。

  • 離婚の理由(死別、離別)
  • 片方だけに連れ子がいる、両方に連れ子がいる
  • 過去のパートナーの元に子どもがいて面会交流がある

ケースが違えば抱える悩みも違います。
連れ子の人数や年齢や性別によっても
それぞれに違う悩みが出てきます。

関連記事:継子を愛せないと悩むあなたへ

家族の中で分かり合えない

子連れでの恋愛や結婚の場合
実親・継親・継子
それぞれに抱える悩みや
ストレスがありますが

同じ立場では無いので
共感しづらく分かり合えずに
ひとりで抱え込んでしまうことがあります。

特に
「継父」や「継母」の立場の方の
ストレスが大きくなりいやすく

既に出来上がっている親子関係の中で
疎外感を感じてしまったり

家族なのに家の中に居場所が無いと
相談に来られる方もいらっしゃいます。

事前に情報を得て備えよう

子連れ恋愛・子連れ婚を
考えるようになったら
まずは情報を得てほしいです。

「なんとかなるだろう」
「好きだからやっていけるだろう」

初めのころは、誰でもそんな風に
思ってしまうものですが
いざスタートしてみると
関係を築いていくのは
簡単なことではありません。

事前に情報を得て
今後起きやすい問題を知ることで
早い段階でパートナーと話し合うことができます。

子連れ再婚家庭支援を行う
NPO法人M-STEP代表
新川てるえさんが書かれた
子連れ婚のお悩み解消法
とても分かりやすくておすすめです。
図書館にもよく置いてあります。



ひとりで抱え込まないで

恋愛中も、結婚に進むときも
結婚してからも、沢山の困難に直面します。
それはあなただけではありません。

一般的な恋愛・結婚とは
違う悩みを抱えているのに
それを理解してもらえる場所が
とても少ないのが現状です。

我慢して、耐えて・・・
と過ごしているうちに
無理をして心が疲れてしまったり
体調を崩してしまう方も少なくありません。
辛いときは、
まわりの力を借りたっていいと思うのです。

Rosyは
子連れ恋愛・子連れ婚専門の
相談をお受けしています。

あなたが笑顔になれるように
一緒に考えてみましょう。

ひとりで抱え込まないで、
お話聞かせていただければと思います。

渡邊
渡邊

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