継母の悩み

継子の幸せを願えるようになるまで

更新日:

こんにちは。渡邊菜美子です。

継母歴は、12年。(2020年現在)
継子と知り合ってからは14年。継子は18歳になりました。

最近は自分の進路に向き合う継子の話を聴きながら
「この子の未来が幸せならいいな」と思っています。

先日こういったツイートをしました。

こんな風に書くと、「ずっとうまくいってるから言えるんでしょう」と感じる方もいらっしゃると思いますが、最初からこんな風に思えたわけではないんです。

私がそう思えるようになるまでのお話です。

今だから言える

継母になる覚悟

結婚を決めるとき、継子の存在はとても大きくて、本当に自分にやっていけるのかどうか、たくさん悩みました。
時々会うだけなら、可愛いと思うこともできたし、子どものペースに合わせて行動することもできました。
でも、これが毎日になったら、一体どんな生活になるのだろうか・・・と不安がいっぱいでした。

それでも、継子が私のことを受け入れてくれて、「お母さん」になることを楽しみにしてくれているのも嬉しかったし、「この人だ!」と思えた彼とだったら一緒に頑張っていけると覚悟を決めたのです。

12年の中で計4年は氷河期?

長くなるので、詳しいエピソード達はまた改めてお話しますが、私たち家族にも氷河期のような関係の冷えた時期はありました。

最初の1~2年と、9~10年目(継子の思春期・反抗期)は今振り返ってもよく投げ出さずにやってこれたな・・と自分を褒めてあげたいくらい辛い時期でした。

最初の頃は特に、既に出来上がっている親子(夫と継娘)の仲に割って入っているような感覚が強くて、二人が楽しそうに話しているのを見るのがさみしいと思ってしまったり、慣れない家事育児を当たり前のように求められていることに疲弊してしまったり。

憧れていた新婚さんのイメージはガラガラと音を立てて崩れていって、本音では心の余裕もなかったですが、まわりからの目を気にしてネガティヴな気持ちを出しづらい時期でした。

継子の思春期・反抗期に入ると、継子の態度にストレスを感じることが増えました。

この頃には、ステップファミリーとしての生活にはある程度慣れていましたが、家の中で反抗期真っ盛りの継子と関わることや、それに対する夫の対応への不信感が募り「こんなにストレスを感じるのに一緒に暮らす必要はどこにあるのか」と、もう少しで家を出そうなところまで来ていました。

踏みとどまれたのは

もしも離婚したら・・と色々考えました。
別居することも考えました。

でも、時間を置いたからと言って何も変わらないはずだし、ここで離れたら改めてもう一度頑張ることは出来ないだろうなと思いました。

なによりも、今投げ出したら、「もっとあの時がんばっておけばよかった」と後悔すると思いました。

夫との間に生まれた二人の息子たちの存在も大きかったと思います。
夫も継娘も、息子たちをとても大切にしていたので、諦めるのは最後の手段にして、出来ることはやっておきたくて、夫と何度も話し合いました。

離れることも覚悟の上で今までよりも冷静に話をする私を見て「これは今までの喧嘩とは違うぞ。マズイぞ」と夫も危機感をもったようでした。

思春期は親の試練の時

思春期・反抗期は、実の子どもでも大変だと聞きます。
私自身もしっかり反抗期を経てきましたので、継娘の気持ちは分からないでもなかったんですよね。

  • 大人の言っていることはきれいごと
  • 大人がやってないのに、どうして私に求めるのか
  • 大人はどうして私を子ども扱いするのか
  • 大人はどうして私を信じてくれないのか
  • 親よりも友達といる時間の方が楽しい
  • 制限をされるとイライラする

他にもいろいろありましたが、基本的に「おとなの説教がほんとに嫌」でした。
だからこそ、継娘の気持ちは分からなくもないけれど、大人として保護者として子どもを守りたいからこそ引けないこともあって、この時期は私と継娘の関係は本当にうまくいかなかったです。

思い出貯金

思春期や反抗期はだれにでもあるもので、むしろ成長の過程で必要な時期だと頭では分かっていました。
それでも、私が継親でなければ、ここまで辛い思いはしないのではないかと考えたものです。

子育てをする中で、思うようにいかないタイミングは何度も訪れます。
子どもに対して腹が立ったり、嫌になったりすることは、大人にだってあります。

そんな時、子どもの寝顔を見て「言い過ぎちゃってごめんね」と涙を流したり
小さいときの写真を見ては「こんなに可愛かったんだよなぁ」とほっこりしたり・・・そうやって気持ちをフラットに戻したりしながら、子育てって何とかやっていっているのかもしれません。

だけど、そういうのは実親だけが持っている思い出貯金だと私は思っていて、ここに実親と継親に大きな違いがあります。

継親にだって継子との歴史はありますが、前述のような溢れる感情は持てないことが多いのです。
心のグラフが常に緊張し続けていて、フラットに戻るタイミングも無いまま、次から次へとトラブルが起きるので、ストレスが多いのではないかと感じています。

私はどうあるべきか

子どもを大人の思い通りに動かそうと頑張っても効果は出ません。
性格や価値観の違う夫にいくら伝えたところで、その場しのぎになるのは経験済でした。

問題を解決しようと思って、夫や継子に変わってもらおうとアレコレ言っても、響かない相手に余計にストレスを抱えてしまいます。

一生懸命努力して、頑張って、それが継子に伝わらない上に疎ましがられることにストレスを感じているのは私自身。
それなら、自分のストレスを軽くするために自分のためにできることを見つける方が近道だったりします。

「相手に変わってほしい」と願うのではなく、自分にできることをやるしかないんですよね。

「私はこの子のお母さんなんだから、しっかり育てなければ」という自分への大きなプレッシャーを減らすことにしてから、少しずつ楽になっていきました。
「プレッシャーを減らす自分を許した」という方が正しいのかもしれません。

時間はかかりましたが、向き合い方を変えると、私の態度が柔らかくなっていき、それに対しての継子の態度も変化していきました。

継子と顔を合わせるのも辛い時期もありましたが、継子との関係はとても落ち着いています。
継子のこれからが幸せだったらいいなぁと思えるほどになりました。

現在うまくいっていない方でも、関係を良くしていくことはできます。
一朝一夕にはできませんが、あなたが「良い関係を築きたい」と願うのであればそれは叶います。

もしも、継子を育てることや関係を築くことにストレスを感じているなら、少しだけ力を抜いてみませんか。

自分が自分にかけている「こうでなければならない」「こうでありたい」という想いが強くなりすぎていないかな・・・と見つめてみましょう。

もしも、1人で悩んでしまうときは、ご相談くださいね。

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