【原因はどこにある?】継母が悩む「継子の性質」要因7つ

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こんにちは。
子連れ婚専門カウンセラー
渡邊菜美子です。

前回は、
「継母が悩みやすい 継子の性質8つ」
についてお話しました。
前回の記事:【ここが気になる!】継母が悩みやすい「継子の性質8つ」

継子の性質に悩まれていた方々から
「自分だけかと思っていたので
気持ちが楽になりました」などの
ご感想やメッセージをいただきました。
ありがとうございます。

生活習慣は日常の中で、
毎日毎日目にするので
継母さんはストレスフルなのですが

その気持ちを共有できる場所が無いので
「自分だけが悩んでいるのではないか」と
孤独を感じてしまうことが多いです。

あなただけではありません。
継母として奮闘している皆さんに
このブログが届きますように。

さて今回は、続編として
「悩んでしまう原因は何だろう?」
というお話をしたいと思います。

これまでわたしが学んできた
心理学などの知識と
実体験から考察したことなどを交えて
お伝えしていきますので、
あなたのこれからの暮らしに
役立てていただければ嬉しいです。

前回のおさらい 継母がストレスを感じやすい「継子の性質」

継母さんがストレスを感じやすい
「継子の性質8つ」。
(ご相談に多いものをまとめてあります)
詳細は前回のブログをご覧いただけると
分かりやすいと思います。
前回の記事:【ここが気になる!】継母が悩みやすい「継子の性質8つ」

  • 何度言っても変わらない習慣
  • 思いやりが無い
  • 嘘が多い
  • 人を傷つける言葉を使う
  • 大人を試すような言葉を言う
  • 他力本願
  • 極端に内気
  • すぐに泣く

悩みの原因はどこにある?

継母が「継子の性質」に悩むときは
どうしても「継子のせい」だと
感じてしまうものです。

この子がこんなことをしなければ・・・
この子がもっと言うことを聞いてくれれば・・・

目の前にある「問題」の原因が
継子にあるように感じてしまう中で

ことあるごとに
「継子の性質」が原因で起きる
些細なトラブルが発生し
継母は追い詰められていきます。

初めは頑張って対応したり
気にしないように受け流したり
色々試していても

極限まで追いつめられると
どうしようもない感情や怒りが
押し寄せるようになります。

感情を切り替えるのは
至難の業です。

でも、感情に任せてしまって
継子との関係を悪化させるのは
正直おすすめしません。

あなたが求めているのが
「今のパートナーとの幸せな暮らし」
なのだとしたら
継子との関係を切り離して
パートナーとのこれからを考えることは
絶対に無理だからです。

悔しいけれど、辛いけれど
子どもがいる事実を変えられない以上

違う視点から「今」を見る力を
付けていくことが
あなたの幸せにつながると思うのです。

これまで子連れ婚について情報を集め
心について学んでいく中で考察した
「継子の性質ができあがった要因」を
あなたにお伝えします。

そして、最後まで読んでいただけると
実は継子だけでなく
ほかにも原因はあるということに
気付くことができると思います。

継子の性質ができあがった要因

性質や性格というのは
持って生まれた気質もありますが
生まれた後に環境の中でつくられる
部分も大きいものです。

たとえば、同じ遺伝子をもつ双子でも
性格は違いますよね。

継子の今の性質ができあがったのは
そういう性質になるような環境に
置かれていたから
とも言えるわけです。

継子の置かれる環境の中で
どういったことが
影響しているのでしょうか。
7つの要因をお話します。

子どもはそういうもの

まずはじめに、
「子どもとはそういうもの」
という思考を持つことが必要です。

子どもに対しての期待値が
高すぎていませんか?

子育ては親育ち
という言葉もありますが
子どもは大人が期待した通りには
育ってくれないものです。

別の人格なのですから
期待通りに動かないのは
当然と言えば当然なのです。

継親の言うことを
すべて言うとおりにできる子どもは
きっと、いません。

実親の言うことをすべて
言うとおりにできる子どもも
いないのです。

親の期待通りに
全部言うことを聞くようなら
良い子なのではなくて
親の機嫌を伺って
無理しているのですから
そっちの方が問題です。

それを踏まえたうえで
次に行きましょう。

実の親を失った喪失感

子連れ婚の中で
忘れられてしまいがちなポイントです。

大人は自分の心のタイミングで
過去の結婚に区切りをつけ
次の恋愛をして
再婚を検討します。

でも、子どもの心の準備は
万全だったのでしょうか?

離別・死別で実親と離れた子どもは
心に傷を抱えています。

人生で一番大事な人を
失う体験をしています。

離別の場合は
「自分はいらない子だから
 置いていかれたのではないか」

「自分の力が足りなかったから
 実の両親を繋ぎとめることが
 できなかったのではないか」

そんな不安をずーっと抱えていたり

口には出さなかったとしても
無意識の中で
悩みとして抱えていることがあるのです。

大人からすれば
「もう〇年経ったのだから」と
思うかもしれませんが

自分のルーツともいえる実親を
失う体験や喪失感は
そう簡単に消えることはありません。

もう一度大事にな物を失うことに
不安を感じていることだってあります。

あたらしい家族と
すぐに馴染めなかったとしても
焦らないでください。

甘えたい時期に両親が不仲だった

これは特に離別の場合に言えることですが
離婚を考えている時期は
言い争いや冷戦状態が続きます。

親が言い争いをしていたりすると
子どもはわがままを言えなくなります。

「わがままを言えば
 嫌われるのではないか」
「捨てられるのではないか」
という不安を抱え
わがままや甘えるどころか
親の機嫌を取るようになるんです。

子どもの前で、
身体的な暴力(殴る蹴る)や
精神的な暴力(怒鳴る・侮辱する)
を行うことは面前DVといい、
心理的虐待にあたります。

このような状況の中では
自分の意見を言えなくなってしまったり
うまく甘えられなくなるように
なっていくことは十分考えられます。

もし継子が
自分の意見を言えないことが
気になるときには

自分の意見を出しても
嫌いになったり
捨てられたりしない

という安心感を抱かせることが
先に必要になります。

両親(どちらか)が不在がちだった

離別の場合は、別居などで

死別の場合は、入院や看病などで
一緒に過ごす時間が減ってしまうと

親を困らせたくなくて
わがままを言わないように
良い子でいなければと
がんばってしまいます。

甘えたい時期に、甘えることができないと
後々反動が来たりします。
甘えについては後で詳しくお話します。

祖父母などの過保護な関わり

離別や死別後、
子どもを一人で育てる家庭もありますが
祖父母のサポートを
受ける場合も多いですよね。

その際、孫を不憫に思い
祖父母が過保護になり
甘やかして育てることで
自分のことが自分でできない子どもに
育つこともあります。

何でもやってもらえるから
自分で考える必要が無いですし

誰かにやってもらうことが
当然のように振舞うようになります。

受け取るばかりの状態になり
「相手を喜ばせるために
 何かをしてあげよう」
というような感覚が薄くなります。

特に、
父親が子どもを引き取った場合
仕事の帰宅時間が遅くなるなどで
祖父母のサポートを受けていると

サポートをしてくれている手前
自分の両親に意見することも出来ず

子連れ婚をした後も
祖父母が生活に強く関わり続けてしまい
継母のストレスにつながるケースを
いくつも見てきました。

祖父母からすれば「孫はかわいい」もの。
自分が子育てしていたときには
持ち合せていたはずの「厳しさ」を
すっぽりとどこかにやってしまいます。

子どもの離婚で、
孫の育児に関わるときには
「激甘の孫育て」になっていないか
祖父母にも自覚が必要だなと思います。

実親からすれば、
自分の両親なので気にならないことも
継親からすれば
疑問に思うこともあるものです。

実父も、祖父母や継親に任せっきりにせず
自分の子どもを育てる
という意識が必要ですし

継親と祖父母の間のパイプ役を
上手にこなす努力が必要ですよね。

ひとり親の間は
祖父母が面倒を見てくれていたのが
再婚後はその役割が継親に移行しただけ・・・
ということになっていないか
振り返ってみてほしいです。

継親に実親を取られるような感覚

子どもは親の愛情が
自分にどれだけ向けられているのか
とても気になります。

その中で、あたらしい継親が
一緒に生活するようになると
実親を取られてしまうような感覚に
なることがあります。

親にとって自分が一番だと思っていたのに
継親や継親の連れ子、セメントベビーと
親の愛情を分けないといけない登場人物が
増えていくのですから
子どもにとっては脅威です。

子連れ婚をすると
大人は「早く家族が仲良くなってほしい」
と焦る気持ちから
常に家族で行動することを
いいことだと思ってしまいがちですが

他の家族の目を気にせずに
十分に実親に甘えることができるように

実親だけとの時間を作って
不安を取り除いてあげられるような
配慮が必要です。

ステップファミリーには

実親子だけの時間
夫婦だけの時間
継親子だけの時間


それぞれ必要なんです。

焦らず、少しずつ
家族の時間を増やしていって
ほしいと思います。

試し行動

子どもは新しい関係を築く時など
相手がどこまで
自分を受け入れてくれるのかを
試すような行動をとることがあります。

悪いことだと分かっていて
わざと怒らせるようなことをしたり
わがままを繰り返したりします。

本人は無意識ですることもあります。
これを試し行動といいます。

新しく家族になった継親に対して
試し行動を取ることもありますし

環境の変化から、不安を感じ
実親に対して
試し行動を取ることもあります。

今まで出来ていたことなのに
出来なくなったり

大人の顔色をうかがいながら
わざとやったりしているようなら
それは試し行動かもしれません。

子どもが試し行動を取るのは
嫌いだからでも
困らせたいからでもありません。

厳しく怒ったりするのではなく
「今、不安なんだな」
「愛情を確認しているんだな」と
おおらかに受け止めて
あげられるといいですね。

甘えられなかった

ここまで、何度も「甘える」という
言葉を使いました。

子どもにとって
必要な時に甘えることができる
という感覚を持てることは
心の安定につながります。

幼児期に「甘える」体験が
十分にできていないと
どういうことが起きるのでしょうか。

イギリスの精神科医ボウルビィは
乳幼児が特定の人の元で安定し
次第に安心できる人物のイメージを
自分の中に確立し
それを支えにして

「一人でいられる能力」が
育っていくという
愛着理論(アタッチメント理論)

提唱しました。

特に2~3歳までの幼児期に
この愛着を形成できているかどうかが
その後の子どもの発達に
とても大きな影響を与えます。

子どもの発達の初期段階で
母や、父などの
世話をしてくれる人との間に
十分にコミュニケーションが取れず
絆を確立することができないと

その後成長していく段階で
他者との新たな愛着の形成が
苦手になってしまうと言われていて

  • 怒りやすい
  • 乱暴
  • わがまま
  • いじめをする
  • 自尊心が低い
  • 相手の立場に立って考えることが苦手

などの特徴が出てくることがあります。

唯一の存在に、甘える安心感を持ちながら
育ってきたのがどうかは
子どもの成長にとってとても重要です。

その重要な時期に
離別や死別で
親に十分甘える体験ができなかったり
実親と離れる経験を
していたりするわけですから

子連れ婚の子どもは
安心できないまま
今を過ごしているのかもしれないと

周りの大人(特に実親)が
配慮していく必要があります。



愛着(アタッチメント)は
大きくなってからでも
築きなおすことができると
言われていますので
今からでも遅くはありませんが

継親が継子の甘える対象になるのは
かなりハードルが高いので
実親さんがメインになって
関わっていくことが大切です。

愛着については
また別の機会に
詳しくお話したいと思っています。

まとめ

今回は「継子の性質」をつくった要因7つ
をお話しました。

いかがでしたでしょうか。


継子の性質は、
生まれ持ったものもありますが

それ以上に
生まれてから今までの
周りの大人の関わりや
環境によって
今の継子の性質はつくられています。

継子のことで悩み始めると
今まで以上に欠点が目に付くようになり
「○○ができない」
「●●するなんて、どういうこと?」と
どんどん継子の行動に
ストレスを感じるようになるもの。

継母は子どもと過ごす時間が
長くなりやすいので
「自分ならこんな風に育てないのに」
「小さいうちから教えていれば
 できることなのに」と
毎日のように感じる機会が
出てきてしまうのです。

そして次第に、
こんな風に継子を育ててきた
パートナーや元配偶者
育児に関わってきた祖父母の
尻ぬぐいをさせられているような
何とも言えない無力感や怒りを
抱くようになります。

継子について悩んでいる継母は
継子というフィルターを通して
・パートナー
・実祖父母
・元配偶者
について悩んでいるとも
言えるのです。

また、
自分自身についても
解消できていない何かが
心に残っていて
今の継親子関係に
影響を与えていることもあります。

継子に対しての悩みやストレスを
抱えるとき、
どうしても矛先が
継子に行きがちですが

継子の性質を変えることは
簡単なことではありません。

自分のこれからの暮らしを
良くしていくためには
他人ではなく
自分自身を見つめなおし
自分にできることに
意識を向けていく方が
はるかに効果があります。


ということで、次回は、
継母が「継子の性質」に悩みを抱える要因 
についてお話したいと思います。

継母自身に考えられる要因や
パートナーに考えられる要因など
次回は、夫婦をメインに考えてみましょう。

「え?わたしのせいだって言いたいの?」と
構えてしまう方も
いらっしゃるかもしれません。

でも、安心してください。
「あなたのせい」とか
「だれかのせい」とか
そういうことではなくて

ただ、
自分を俯瞰(ふかん)する機会に
してもらえたら。

自分のことを振り返る作業は
とてもしんどい作業ですが

継子のことで悩んでいるなら
避けては通れないことだと
わたしは思っています。

ひとりで向き合うのが不安なときは
サポートさせていただきます。

あなたが幸せに暮らせるように
一緒にこれからのことを
考えてみましょうね。


今月は9/22(水)・9/24(金)【毎月2回 開催中】







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