【自分を責めてしまう継親さんへ】今日継子のためにやれたことを数えてみましょう

こんにちは、渡邊なみこです。
先日、下記の投稿をしました。

継親さんは、ステップファミリーになる前から「この子をわが子として愛せるのだろうか」という不安を持っているものです。
それは、どれだけ考えても答えの出ない問いだったりもします。

「わが子のように愛せたら、好きになれたら、幸せな生活ができるだろう」と思っているからこそ、実際に一緒になった後に「やっぱり好きになれない」と実感したときの落胆は大きいものです。

継子を好きになれない理由については、習慣の違いや、価値観の違いから来るすれ違いもありますし、「うまく言葉にできないんだけれど生理的に難しい」ということもあります。

以前の記事:継子を愛せないと悩むあなたへ 継母はほんとうの母親みたいにならなきゃいけないの?

人間同士ですから、好きになれない時もありますよね。
パートナーと元配偶者の間に生まれた子ですから、面影を重ねて心が沈む日もあると思います。
そういうときに、試してみてほしいことがあります。

できたことに目をむける

今日、継子のためにあなたがやれたことを数えてみてほしいのです。
一緒に暮らしていると、実は沢山のことをやっているものです。

  • 朝起こした
  • 朝ごはんを作った
  • 牛乳をついだ
  • 洗濯して干して畳んだ
  • ボタンが取れそうだったから縫った
  • トイレ掃除した
  • トイレットペーパーを替えた
  • 学校で使う文具を買ってきた
  • 靴下に穴が開いてたから新しいの買ってきた
  • サイズアウトしたので服を買ってきた
  • 布団を干した
  • 布団カバーを替えた
  • お風呂を洗った
  • 排水溝の髪の毛を掃除した
  • 水浸しになった脱衣所を拭いた
  • 靴を並べた
  • 茶碗を洗った
  • 夕飯を作った
  • 夕飯のメニューは継子の好物にしてみた

・・・・無限に書けそうです。

「親ならやって当たり前のこと」と思う方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。
生活の基盤である衣食住を整えてあげられているのは、十分すごいことだと思うのです。

実親さんと同じだけの感情は持てないかもしれませんが、それでもいいじゃないですか。
あなたが毎日やっている沢山のことのおかげで、継子は毎日元気に暮らすことができているのです。

出来ないことに目を向けたら、いくらでも自分を責める理由を見つけてしまいます。
そうじゃなくて、まずは「今できていること」に目を向けてみましょう。
自分で自分を認めてあげましょう。

血のつながりの有る無しに関わらず、毎日誰かのために何かをすることはとても大変なことです。
それを毎日続けているあなたは、本当にすごいことをしているんですよ。

継子やパートナーが当たり前のような顔をしていたり、感謝の言葉をもらえずに悶々とすることもあるとは思いますが、これについてはまた別の機会にお話ししますね。

自分で自分のことを大切にしてあげられるようになると、心が楽になります。
もし、あなたが「自分を責めてしまう」と感じるなら、一度お話聞かせてくださいね。


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