
こんにちは、渡邊なみこです。
先日、下記の投稿をしました。
継親さんは、ステップファミリーになる前から「この子をわが子として愛せるのだろうか」という不安を持っているものです。
それは、どれだけ考えても答えの出ない問いだったりもします。
「わが子のように愛せたら、好きになれたら、幸せな生活ができるだろう」と思っているからこそ、実際に一緒になった後に「やっぱり好きになれない」と実感したときの落胆は大きいものです。
継子を好きになれない理由については、習慣の違いや、価値観の違いから来るすれ違いもありますし、「うまく言葉にできないんだけれど生理的に難しい」ということもあります。
以前の記事:継子を愛せないと悩むあなたへ 継母はほんとうの母親みたいにならなきゃいけないの?
人間同士ですから、好きになれない時もありますよね。
パートナーと元配偶者の間に生まれた子ですから、面影を重ねて心が沈む日もあると思います。
そういうときに、試してみてほしいことがあります。
できたことに目をむける
今日、継子のためにあなたがやれたことを数えてみてほしいのです。
一緒に暮らしていると、実は沢山のことをやっているものです。
・・・・無限に書けそうです。
「親ならやって当たり前のこと」と思う方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。
生活の基盤である衣食住を整えてあげられているのは、十分すごいことだと思うのです。
実親さんと同じだけの感情は持てないかもしれませんが、それでもいいじゃないですか。
あなたが毎日やっている沢山のことのおかげで、継子は毎日元気に暮らすことができているのです。
出来ないことに目を向けたら、いくらでも自分を責める理由を見つけてしまいます。
そうじゃなくて、まずは「今できていること」に目を向けてみましょう。
自分で自分を認めてあげましょう。
血のつながりの有る無しに関わらず、毎日誰かのために何かをすることはとても大変なことです。
それを毎日続けているあなたは、本当にすごいことをしているんですよ。
継子やパートナーが当たり前のような顔をしていたり、感謝の言葉をもらえずに悶々とすることもあるとは思いますが、これについてはまた別の機会にお話ししますね。
自分で自分のことを大切にしてあげられるようになると、心が楽になります。
もし、あなたが「自分を責めてしまう」と感じるなら、一度お話聞かせてくださいね。